この街は、入り口でも出口でもない。
朝日ケ丘には新たに建造された高速道路が敷かれている。
街を縦断するように伸びる道。渋滞の高速道路には赤いテールランプが輝いている。
そこに併設されたサービスエリアが、現在の街の主産業となった。
数年ぶりにこの街に帰ってきた青子は姪の加絵と再会する。久しぶりに再会した加絵は、誰とでも寝る女性として有名になっていた。
小さな町で閉塞感を持ち苦しむ彼女に、青子はかつての自分自身を重ね合わせる。やがて高速道路で陥没事故が起こり、街全体が混乱に飲み込まれてゆく。
出演
- 渡辺綾子
- 土肥希理子
- 諸江翔大朗
- 福田有司
- 菱井喜美子
- 酒井信古
スタッフ
- 演出助手|田中愛美
- 舞台美術|岩崎靖史
- 照明|渡辺佳奈
- 音響|三橋琢
- 映像|西純之介
- 衣装|加藤薫
- 舞台監督|長峯巧弥
- 制作|沢大洋
- 製作|ルサンチカ
- 協力|ARCHIVES PAY空降る飴玉社
日時
5月23日(木) | 19:00 | |
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5月24日(金) | 19:00 | |
5月25日(土) | 13:00 | 18:00 |
5月26日(日) | 14:00 |
劇評公募について
田畑実戯曲賞受賞作の上演を機に劇評公募というものをテストプレイ的にやってみます。
最近、劇場または企画団体が継続的に劇評を書いてくれる方を公募、あるいは依頼するっていうのがあってもいいんじゃないかなと考えています。
誰に向けられたものになるかはわかりませんが、人間座が若手への支援を考え、発足した戯曲賞と共に、上演されたその作品に対してどういった眼差しが向けられるのかを記録として残してみます。
執筆料もチケット予約料金と同じ2000円しかお支払いできませんが、もし興味がある方は是非応募してみて下さい。
演出 河井朗(ルサンチカ)
参加条件:
舞台芸術に興味がある方。
劇評を書くことに興味がある方。
今後、継続的に劇評を執筆していこうと考えている方。
『ひたむきな星屑』の公演期間中の観劇が可能で、公演終了後2週間以内に劇評(1200字~2400字程度)を執筆出来る方
※執筆された劇評は、人間座サイト内、ウェブ上で掲載されます。
※2000円の執筆料をお支払いします。
※公演期間中、ご希望の回にご招待します。
※公演期間中の劇場までの交通費の支給はできません。
応募方法:メールにて受付。
・題名を「ひたむきな星屑 劇評公募」とし、本文に、氏名、メールアドレス、電話番号を明記。
また、下記資料を添付のうえ提出すること。
①自己紹介、応募理由、本プログラムに期待することなどをまとめた文章(400~800字程度)様式自由
②これまでに執筆した批評などの原稿(ない場合は、これまでに何かしらの執筆したもの)
※既発表・未発表、掲載メディア等は不問。
※PDFデータにて添付。
募集人数:3名程度
締切:2019年5月10日(金)24:00必着
選考結果は5月15日(水)までに、メールにて応募者全員に通知します。
申し込み・問い合わせ
Mail:ningenza.tabata@gmail.com
Tel:080-3136-6575(制作担当)
主催:人間座
製作:ルサンチカ
田畑実戯曲賞について
人間座は一九五七年創立の劇団です。この度、人間座創立六十周年を機に田畑実戯曲賞を設けることとなりました。 私たちは、 人間座の指導者であった田畑実が作・演出・主演と八面六臂の活動で奮闘努力してきた一地方の弱小劇団ですが、その科せられた悲哀は身にしみています。そしてそれは 、全国のどこかで演劇に懸命に打ち込んでいる大半の演劇人たちにも共通する厳しい状況だろうと推察されます。このような状況の中で、情熱を燃やし演劇に取り組む人たちを少しでも支援でき、繋がり、競い合い、励ましあいながら互いに高め合う、 そんな機会になればとの思いでこの賞を創設いたしました。さて、今回の第一回受賞作品を舞台化するにあたり、演出を引き受けてくれた新鋭の若手ホープである河井朗さんを中心に、どんな作品が生まれてくるのか、乞うご期待ください。
人間座代表 菱井喜美子
※第一回田畑実戯曲賞の選考コメントはこちら